レトルトに毛の生えたようなものとはいえ…2012/12/02 15:08

スモークサーモンと小松菜のクリームリングイネ
スモークサーモンと、小松菜の…サーモンクリームリングイネとか言ったか。

チェーン店のカフェの、よくあるパスタメニューというやつ。
ふらりと入ったいつものところでなんとなく注文した。

麺を食べ終わったあと、ソースが皿に残った。
こんな時、ついそのソースをフォークですくってというかさらって、麺のかけらや具のかけら(とくに肉っぽいもの。この場合だとスモークサーモンのかけら)をしつこく探してしまう。

ちょっと情けないというか意地汚いかなーと思いつつも、ハッと気づいたら、フォークで皿をかき回しているんだ。

パスタばかりじゃない。ラーメンでも蕎麦でも。

せいぜい、見苦しくならないようにエレガントな箸使いを覚えたいもんだ。

ちょちょちょ…2012/12/02 18:59

今度の選挙の投票日って、16日の日曜日だったっけ。

衆議院の解散総選挙の日程が決まる前から、モーニングショーなんかでは国会議員?政治家や評論家などがやってきて、討論をするというのをよく見かけた。

大体、揚げ足取りとか誰か一人の発言におっかぶせて誰かが別のことを話し出すとか、そんなうるさい印象しかない。

今朝も、テレビをつけると話題の面々がずらりと揃っていた。中には、東京ではなくて、地元のテレビ局から中継で参加している人もいた。

司会者がテーマを出し、それぞれの見解を順に述べる…

前に、そのテーマについてAがチャチャを入れ、BがAの揚げ足をとり、Cが止めに入るようなフリをして自分の主張をがなりはじめ…といった状態になった。

「ちょちょ、ちょっと待ってください!」

と、司会者が叫んだ。

大体、想像はつくよね?あの、やたらと喧喧諤諤ギャンギャンした感じ。

それからも、誰かが何か言い始めるといちいち騒然となり、その度に

「ちょちょ、ちょっと待ってください!」
「ちょちょ、〇〇さん!ちょちょ、ちょっと待ってください!」

と。「ちょっと待ってください」でなくて、「ちょちょ」が頭につくところがポイント。
この、「ちょちょ」、儀礼的なというか、わざとらしい台詞回しじみた吃りというのか。
なんか、誰が何を言っていたかどころか、それ以前に誰が出演していたのかも全員は思い出せない。(すぐにテレビを消してしまったといううのももちろん理由にはなるだろうけれど)
「ちょちょ、ちょっと待ってください」ばかりが、耳に残ってしまった。

すぐにテレビを消してしまったからわからないけれど、多分この番組も、「えー、それでは、お時間となりましたので…」といって、何もまとまらないまま終わったんだろうなあ。

呑み込んだ言葉2012/12/20 22:32

「Pさんって、きゃりーぱみゅぱみゅに似てるよね。目元とか。
きゃりーぱみゅぱみゅを出っ歯にしたら、絶対Pさんにそっくりになると思うよ!」

「Qさんみたいに胴長短足でしかもその垂れたお尻で、スキニージーンズを穿けちゃうのって、若者の特権だよね。」

「私、今日、口紅塗るの忘れちゃってさ。やっぱり、顔色がくすんで見えるんだよね。
Xさんはどうしたの?
え?下睫毛にマスカラ塗るの忘れたって?
いや、たいしていつもと変わらないし、多分誰も気づかないし気にしてもいないと思うけど。
むしろ、その頑張ってる感が痛いと思うよ。
まあ、お互い様ってやつだけどね。(´▽`*)アハハ」

「Vさんが、Lさんのお子さんをあやしているときの変顔、猿みたいでシャレにならなかったです。もう、面白さ通り越して、醜悪さにドン引きしちゃいました。」


みんな、挨拶と世間話程度をするだけの、ただの同僚。

悪意はないけれど、言えないよね。実際にこんなこと。

年末だね。まだ1週間あるけど2012/12/23 20:20

今日、年賀状を出してきた。

一度、年賀状ソフトで住所録を作ってしまえば、宛名書きは全然億劫でなくなり、年賀状だけでとりあえずつながっている友人とは来年もつながることとなったわけだ。

20年前、私が高校生の時、パソコンで年賀状を作っている級友なんて、ひとりもいなかった。だから、張り切ってドローイングソフトで絵を描いて、インクリボン式のプリンターで印刷していた。

ある年は、シアン、マゼンダ、イエローとそれぞれモノクロ化したものを印刷して、プリントゴッコでカラーにする(ちゃんと、C、M、Yのインクが売られていた)という合わせ技を使ったこともあった。

プリントゴッコといえば、毎年、11月ごろから、ショッピングモールの文具店店頭ではプリントゴッコや、スタンプやステンシルなど画材のデモンストレーションをしていたものだけど、販売終了したプリントゴッコだけならともかく、スタンプやステンシルの実演もいつの間にか見かけなくなってしまった。

ちなみに、私はパソコンでつくったものに、手作りでひと手間加えることにしている。

具体的にいうと、宛名書きは全部パソコンで印刷する。
裏面は、賀詞とちょっとした背景と挨拶文(皆様のご健勝を…とかなんとか、そういうやつ)を年賀状ソフトで作って印刷して、そこに飾りシールとか手彫りのはんこをプラスする。
実は大した手間ではないけれど、一枚一枚見ると、手が込んでいるように見えるありがたい手法だと思うけれどどうかな。

そういえば、一昨日、2012年12月21日はマヤ暦によると世界が終わって新しい時代が始まるということだったけど、1999年の「ノストラダムスの大予言」ほどブームにならなかったような気がするな。

さほどのブームにも思えないのは、私自身が興味がないというか、終末騒ぎは、ノストラダムスで飽きちゃったからかな。
世界のどこかでは、ひとつ数千万円から億相当もする避難用シェルターが売れ行き好調というのもあるみたいだから、あながちみんながみんな忘れているというわけでもなさそうだし。

明日は、大掃除をしよう。

年の瀬に寄せて2012/12/29 22:40

今年もあとわずか。

毎年、12月あたりになったら、「来年の運勢」というものがやたらと気になって、ケータイでもパソコンでも、延々と占いサイトに自分の生年月日を入力しては、当たっているんだか当たっていないんだか、結果を読み耽ったものだった。

で、それらが当たったか当たってなかったかって?

さあねえ。たくさん読みすぎて、どこに何が書いてあったかわからないし、無料で読めるものといったら「あなたの性格」とか、「来年の運勢」のサワリというか、「あなたの性格」の延長のような前置き部分だけで、ほぼ全て、一般的というか誰にでも該当しそうなことばかり書かれていたから、何も頭に残っていないんだ。

私自身の今年のニュースと言ったら、まず何よりも社労士試験に合格したってことが一番のニュースなんだけど、2番目に印象深かったことは、去年咳をしすぎて(だと思う)肋骨が折れていたということを、今年(しかも一昨日)知ったということかな。

去年の秋、やけに横腹上部が痛くて、わざわざ会社を休んで、大きな病院で、CTっての?体の輪切りの画像を撮ってもらったし、レントゲン写真機だっていいやつを使っていたかもしれないけれど、そっちでの所見は何でもなくて、古びた健診バスで撮ってもらった方に影が写っていたとはね。

いやいや案外、その健診バス、機械は最新鋭でNASAだの米軍だのでも採用しているようなものすごいやつで、そのぶん外側のペンキや床板、カーテンなどの内装、備品は安いものや払い下げのものしか使えなかったのかもしれない。

えーと。で。その他印象に残ったことってなんだろう。

祖母が、とうとう老人病院に入院したこと。
10年近く使っていた弁当箱を新しくしたこと。

去年と今年は、年が明けてからずっと勉強していたから、前半の出来事ってあまり覚えていない。もちろん、5月6月7月にに模試があって…とか、それなりのイベントもあったけれど。

来年は、どんな年になるのかな。

良きにつけ悪しきにつけ、全てのものが今までと同じということはありえない。

達者でいて、頼りきっていた親だってもう60を過ぎた。
世話になった上司も、次々に定年退職した。
中には、亡くなってしまった人もいる。
良くしてくれていた親戚や、近所の小母さんなんかも、いつの間にか亡くなっていたり、ちょうど祖母のように、老人病院に入院していたり。
近所にあると思っていたスーパーが、閉店して別の店になっていたり。
馴染みのショッピングモールも、何回か改装やテナントの入れ替えをしていて、昔とは全然様子が違う。
赤ん坊は、言葉を発する子供になった。そのうち、生意気な児童になり、多感な生徒になるだろう。あっという間に背丈も追い越されるだろうし、今から何年もしないうちに、構ってもらえなくなる(笑)
私は、19歳の時は、19歳だから可愛かった。特別な美人だったとか、そういうわけではなく、若いから輝いていたということ。
その特別な輝きをもたらす時期が過ぎて、初めて「若いから可愛い」ということが、どういうことなのかわかった。

こういう変化は、例えば12月31日から1月1日になる時や30歳の誕生日なんかに、時計の針が12時を指した途端にカチリとスイッチが入るのではなく、徐々に、いつの間にか、起きている。
変化の兆しは常にそこにあり、じわじわと進んでいく。

中二病の症状として夢想していたように、激変とか一発逆転とか大どんでん返しとか、そういうことはないだろう。
地道に日々、勉強やら何やら、積み重ねていくのみだ。

来年はいいことたくさんありますように。
今年はまだ2日あるけど。